星月夜雑記

一箱古本「星月夜」母娘の雑記のような何か。

第12回 天神さんで一箱古本市に出店します。

 

漸く母が雑記帳に書き込んだので、ほんの少し嬉しく思っている娘です。またもや仕事中に下書きの紙を寄越して代筆ならぬ代打……代入力?をさせようとしたので拒否して隣で更新のしかたを教えていましたが。

 

表題にある通り、「第12回 天神さんで一箱古本市」に星月夜も出店させていただくことになっております。リンク先は「天神さんで一箱古本市」のfacebookページ。詳細はそちらでご覧下さい。

2,3日前では今更すぎる告知のような気もしますが、折角なので。

おそらく今回で6度目の参加になるのでしょうか。昨年の春と秋は母と娘どちらかが不参加でしたので母娘が揃うのは1年ぶりになります。

とはいっても今までのパターンから店番をしているのは専ら娘で、母はあちらこちらの箱を眺めて財布の紐をどれだけ固くしていられるか必死に自制心と格闘していることでしょう。あれも欲しい、これも欲しいと騒いでいたら笑ってやってください。そしてどうせなら思いっきりセールスしてやってください。釣られまいと必死になる姿が見られるはず。

それはさておき肝心のうちの箱の話でも。

大凡の選書はほぼ完了して、今回の箱の中身と傾向はだいたい決まりました。榊翆簾堂さんのブログにて載せていただいている紹介文の通り、食べ物に関する本が多いです。箱全体の七割くらいを占めているのではないでしょうか。それに対して雑貨系が二割、よくわからないサブカル系が一割くらいの構成になっている……はず。うーん、あれサブカルって言っていいのか微妙な気もするけれども。

そして珍しいことに、今回は絵本がうちの箱に一冊もありません。物理的に入らなかったというべきか、なんとなく箱全体の雰囲気にそぐわなかったというべきか。前回も絵本は殆ど持って行かなかったですけれど、それでもやっぱり数冊くらいは箱の中にあったので異例かなと感じています。前日とか当日の朝に急に入るかもしれませんけど。

何日か前の記事にて公開した4月中頃~5月前半にかけての購入リストからも何冊か箱に入っています。気になっている本があるという方は是非、箱を覗いてみてくださいませ。

 

娘はあまりセールストークが得意ではありません。よく喋る方ではありますが、雑談が主体になります。話しかけられなければ此方から口を開くことは少ないのでトークを求めない方は娘の店番中にどうぞ。

母が居る時はほぼ間違いなくセールストークと雑談になります。お喋りをしたい方は母の座っている時にお越しください。

 

星月夜、母です

 

娘の雑記を読み母購入リストを改めて見直して感じた事・・・

見事にヴィジュアル重視の本ばかり(笑)

年齢と共に集中力が無くなってきているのか、読むより眺めるに移行しつつあるのが如実に分かる購入本リスト・・・少々やばいなと焦っております。

そういえば最近計算力や漢字が書けなくなってきている!!しかも物事を忘れる!!!

認知症!?との危機感ありまくりです。コツコツと読み書き計算をせねばと思っているのだけれど、でもたぶん三日坊主で終わるだろうなぁ、根気と努力が続かない~~~

思い付きで行動する母に娘がため息をつきながらフォローする星月夜です。

 

 

 

 

買ってきた本の記録をつけてみた -4/22~5/19編-

娘です。

こんなツイートをしてみたところ、反応をいただいたので試験的に購入リストを公開してみようと思います。基本的には母の購入した分だけで、娘分に関しては検討中。というより私の購入量は決して多くない上に、読んだ本は基本的にブクログに追加しているので不要かなと思ってもいたり。

 

今回は試験的ということで4/22~5/19まで。覚えている限りな上、母が黙っておきたいらしい物もあるらしいので恐らくすべてではないです。

母が仕事中にエクセルで作った表を元に書いているので、著者名が抜けている本もあります(探して引っ張り出すのも面倒なので私が調べる気にはならない)し、購入した日付順ではないです。

もう開き直って赤裸々に公開すればいいのに。あと自分で記事にすればいいのに。

 

『世界の絵本:110人のイラストレーター①』福音館書店.

『世界の絵本:110人のイラストレーター②』福音館書店.

『大正・昭和少年少女雑誌の名場面集』学研出版.

『ビジュアル 昭和の子供たち』(シリーズ・昭和の生活史) 教育出版センター.

内藤ルネ ロマンティックよ永遠に』朝日新聞社.

マザーグースのクッキングブック』新書館.

『乙女のふろく』青幻舎.

『缶詰ラベルコレクション』青幻舎.

『昭和ちびっこ広告手帳』青幻舎.

『装幀集』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『ぽち袋 上』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『ぽち袋 下』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『田村コレクション:櫛・かんざし』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『ミニアチュール・マッチの世界』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『Cigarett tins』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『The TinToy Museun①』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『The TinToy Museum②』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『大正末~昭和20年代:日本の広告マッチラベル』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

『人形』(京都書院アーツコレクション) 京都書院.

グレゴリ青山『京都「トカイナカ」暮らし』集英社.

陸奥A子『きのうみた夢』集英社.

今井金吾『半七捕物帳:大江戸歳時記』筑摩書房.

佐藤和歌子『間取りの手帖remix』筑摩書房.

大橋鎭子暮しの手帖とわたし』暮しの手帖社.

黒川博行『破門』角川書店.

安田依央『出張料理おりおり堂:卯月~長月』中央公論社.

平野恵理子『ふつつか台所自慢』中央公論社.

赤瀬川原平『明解ぱくぱく辞典』中央公論社.

『私の死亡記事』文藝春秋.

水木しげる『よく食べ、よく寝て、よく生きる』文藝春秋.

石井好子『パリ仕込お料理ノート』文藝春秋.

平松洋子『サンドウィッチは銀座で』文藝春秋.

島田雅彦『ひなびたごちそう』ポプラ社.

『3時のおやつ』ポプラ社.

和田竜『村上海賊の娘①~③』新潮社.

川口彗海『チベット旅行記』旺文社.

朝吹登水子『私の巴里・アンティーク』文化出版局

 

参考文献の書き方に則ると、著者名の五十音順にすべきですが、参考文献ではないので母が寄越したリストに書いてあった順に記載しております。記憶の限りで作成したリストなので絵本は省いているわけですが……絵本も含めるともっと長くなりそう。

このリストから何冊か、「第12回 天神さんで一箱古本市」に出る予定です。気になる本があった方は星月夜の箱を覗いてみてください。

 

絵本の整理をした話

 

雑記帳の記事を更新しているよと伝えたら、目の前で母に読まれてしまうことになってしまい恥ずかしかった。娘です。

もう更新していること教えない。

 

母の唐突な思い立ちで始まった絵本の整理。実は先週の日曜日(5/13)に終わっていました。もう少しかかるかと思っていたので少々驚いていたり。とはいえ休日丸一日を費やしているので、決して楽な量ではなかったかもしれません。

まず平積みにしていた絵本を出版社ごとに分類。そのまま背を上に床に並べてみると「まだまだ少ないね」と二人して口にする始末。やっぱり高さが出るように積み上げていると、圧迫感があるんだろうなぁと。折角なので記念撮影しておきました。「雑記帳にまだ載せないで」と言われてしまったので公開するのはまた追々。

重複していたものは状態の良さそうな方を厳選し(とは言っても装丁が若干違うと二冊保管みたいなことをしていますが)、衣装ケースやダンボールに詰め込みまた平積み。大きさで分類したので今はキレイに並んでいます。

そう遠くないうちにまた乱雑な山になっていく予感しかしませんが。

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今まで目録は作っていなかったので、今回の整理を機に作成してみようかなと思っています。母が同じものを何冊も買ってこないように。ただ問題は、絵本を何冊持っているか知ってしまいたくはないということ。これだけあるとちょっと怖いなと。

重複しているものがいくつもあるとは予想していたけれど、段ボール一箱が埋まるくらいには見付かったのです。秋の天神さんで一箱古本市に出られたら、その時には大量放出してもいいかなぁ?と相談中。数が多いので暖簾分けならぬ箱分けも実現したりして。

 

屋号の由来

ある日の夕食にて。

母「徒然なるままに仕事中、アンタの書いたブログ記事読んだわ」

娘「大したことは書いてなかったでしょ。というか下書きの読ませたでしょ」

母「それより○○さんのブログが~」

 

徒然なるままに、と聞くと吉田兼好徒然草を真っ先に思い浮かべる。娘です。

理由は単純明快で、中学の頃に古典で暗誦させられた覚えがあるからなのですが、そもそも日常生活で"徒然なるままに"なんて口にする人が世の中に一体どれほど居るのでしょう。

ともあれ、そんなに暇なら雑記帳を書いてくれてもいいのにと思うのですが、不穏な気配を察してせっつくのは止めておきました。

活字中毒とはいえ完全に読む専門の母。任せたところで最終的に娘が推敲して手を加えることになる予感しかしないのです……経験からして。うちの一箱古本市での紹介文や各種メールは母に管理するようになっていますが、なんだかんだ娘が手伝っております。

 

それはさておき。

先日、他の箱主さんたちとの談話中に"屋号の由来について"が話題に上りまして。うちの屋号を考えた人……つまり母がその場に居なかったため、「申込時のその場の思いつきじゃないですかねー」と適当に答えていたのですが、後日確認してみました。

娘「うちの屋号の由来とかってある?」

母「"星月夜"ってキレイやと思わん?」

だとか。やっぱり単にその場で浮かんだ言葉だったのでは。ちなみにゴッホの同題の絵画とは無関係です。というか絵画については先程知りました。

娘としてはこの屋号に特に思い入れも感慨もありませんが、年に2,3回ほど掲げていると不思議と馴染んでくるものではありますね。捻りも面白みもないけれど、どことなく静謐さを想起させられるような。

 

まぁ、実際の母と娘はよく喋りますが。

見た目のみならず口が減らないところもよく似た母娘です。とにかく喋ります。更に困ったことに声が大きくよく通るので賑やかを通り越して実は煩いのではないかと心配になることもあります。普段あまり気にしませんが。

よく喋るといっても、二人が揃うと娘は聞き手に回ることが多いような気がします(家ではそんなことありませんが)

喋る母に娘が横から合いの手や突っ込みを入れて更に話を広げたり、笑いどころを持たせたり。ちょっとしたコンビのようでもありますかね。母娘として互いをよく知っているからこそ容赦なくツッコミが成せるものかもしれませんが、そんなところが"面白い"と感じていただけたら嬉しいなぁなんて。

 

娘は比較的沈黙も厭わないつもりですが。あくまで"つもり"。

 

そういえば、平積みにしている絵本の整理を始めました。進捗とかちょっとしたことがあれば書きたいなとは思います。

「きつねのかみさま」が何故か4冊ありました。

 

雑記帳を開設しました。

 

紀貫之土佐日記ではないけれど、需要があるなら初めてみてもよいのでは?と数日考えて作ってみた雑記帳。おそらく更新するのは娘になるのではないでしょうか。

しかし本を読むことも買うことも日常的なので、取り立てて面白いことがあるとは微塵も思わない母……一週間の読書記録なんかを書いてみてもいいかもしれないなぁと思うのですが。そもそも、今後この雑記が続いていくかは未定です。

 

一箱古本市でお会いして、会話して、なんとなーく知っている程度では伝わりにくい母と娘の読書傾向なんかを紹介してみます。

 

母:活字中毒。紙媒体であれば基本的になんでも読む。"基本的に"なので、当然内容は選り好みする。最近は気軽に読めるエッセイが多くなっているなと娘視点。購入する本の基準は説明しづらいけれど、本棚や箱を見ればなんとなくお察しいただける気が。

 

娘:母に劣らぬ活字中毒。違いは電子媒体でも満足できること。本棚はもっぱら雑貨本と歴史書で埋まっている。歴史小説ではなく歴史書。読み込むのに時間がかかるので読書スピードと積読量が反比例。

 

共通点としては"かわいらしいもの"が好きということ。雑貨本なんかは特に顕著なのでは。 アンティークやヴィンテージ雑貨の載っている本は大好きです。でもこれは大半の女性に当てはまることなのかも。

読む本の種類はそんなに合致していないけれど、雑貨本に関しては母娘の間で貸し借りや売り買いすることもあるくらい好みはよく似ています。親子だからかな。安価でよい本を入手できた日には自慢し合ったり。

 

 本に囲まれているのが幸せだし、身の回りに本があることが当たり前の生活なのでもはや家に本が無いことが考えられない状態ではあります。家の至る所に本棚があって本が積み上がっていて、本が日常会話の一部。ただし喧嘩せずうまく成り立っているのは互いの読む本を否定しないからかな、とは思っています。

唐突に普段とは違う傾向の本を買ってくる母には驚かされる反面、呆れもしますが。好奇心旺盛というよりは気分屋に近い、のかな?数年前、絵本に紛れて軍艦の写真集が並んでいた時は度肝を抜かれましたが(しかし今では娘の方が軍用艦に詳しいという……)

 

取り立てて面白いことがあるとはあまり思わない星月夜母娘ですが、気が向いた時に少しづつ何か書ければいいなぁと考えている次第です。どうぞよしなに。

……などとこの記事を書いている間にも母は文房具の本を買ってきていました。読もう。