星月夜雑記

一箱古本「星月夜」母娘の雑記のような何か。

本を買い込む幸せ

 

母を連れて「みつばち古書部」さんと「居留守文庫」さんに行ってきました。ポイントは"母を連れて"というところ。

娘です。7月になったので、6月の読んだ本をまとめないとなー、と思いつつ今日はお出かけした話でも。出かけたと言ってもお目当ては本。本だけを目当てに母と外出したのは久し振りかもしれないなと思いました。とはいえ、「行きたいけれど一人じゃ辿り着けない」という母を連れて行くというものでしたが。

 

「みつばち古書部」は本好きの人たちがセレクトした本を、日替わりの店主さんたちが売るというもの。他にない新しい試みで企画が公開された当初から気になっていたのです。

実際に足を運んであれもこれもと手に取って、お買上げ。本日だけで母も娘もそれぞれ11冊ずつ購入しておりました。買いすぎ。しかも二人して置き場より財布の心配をする始末。

だけど遠出しても行く価値はあったなというのが私の感想。やっぱり、本が好きな人の選ぶ棚なだけあって、その中身は多種多様。自分じゃ目につかない本も多く並んでいてこんな本もあるのかと。一箱古本市が好きなら絶対に楽しめるのではないかしら。

本を眺めて買い込んで、読むものはいっぱいあるのに増えていく一方。それでも楽しいのは本が好きだからだなぁと積み上げた山を眺めてちょっぴり幸せに浸ってみたり。ただ今月はゆっくりできる日が非常に少ないので、いつ片付けられるだろうかと首を捻ってもおりますが。そうやって悩むこともまた幸せの一部。

 

買った本を一部しか公開したくないと母がゴネるので母と娘の全22冊のうち5冊だけ公開しようかと。手放すか蔵書のままになるかは未定です。

『広告キャラクター大博物館:ポッププロジェクト編』日本文芸社.

『モダン古書案内』中央公論新社.

辻原康夫『服飾の歴史をたどる世界地図』河出書房新社.

中田桃子、桜井みすず『台湾の宝もの』角川グループパブリッシング.

ナカムラユキ『京都文具探訪』アノニマ・スタジオ.